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「勝ち方塾」(468)

 急速に時代が変化しています。

 その変化にいち早く気づき、事業を時流に即応させているのが今回ご紹介する人材サービス「ビズリーチ」のような会社です。
 
 自社と比較し、自社の抱える課題を掘り起こし、解決策を考えてみてください。
  
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■ビズリーチ社長南壮一郎氏
 転職市場の情報公開、働き方の選択肢広げる、100年変わり続ける会社に(編集長インタビュー)


 人材サービスのビズリーチが急成長。会員制転職サイトに加え、最近は企業の生産性向上支援や、中小企業などの事業承継支援サービスにも乗り出した。創業から10年。新たな市場を切り開く秘訣とは。創業者、南壮一郎社長に聞いた。

 ──急成長の理由は?

 第一は事業を正しくつくること。事業は世の中の課題を解決するために存在している。社会が構造変化する際には必ず課題がある。その課題を発掘し、磨いていく。世の中に必要とされている事業であれば受け入れられる。なぜやるのか。どうしたいのか。志が重要」。

 ──人材市場での課題は何か。

 小売業界と同じ。これまで、流通が力を持ち、小売りでは売りたい人と買いたい人の顔が見えなかった。しかしネットの普及で、直接売り買いできるようになった。人材市場でもなお紹介会社などが強く、可視化されていなかったが、雇用が流動化し、新しい働き方が求められる時代背景を考えると、転職情報を見える化し、みんなが自ら働き方やキャリアを選び、企業も人材を主体的に取りに行けないか、と考えたのが創業の理由。

 ──それが転職市場の情報を公開して、企業が求職者に直接アプローチできる「ダイレクトリクルーティング」。

 ITの進化で課題解決の手法はいくらでもある。我々はあくまでプラットフォーム。採用したい企業だけでなく、人材紹介会社などに利用してもらい。求職者は登録しておけば、さまざまな企業からアプローチが来る。これなら便利。

 ──人生100年時代は、転職は当たり前。

 いざ100歳まで生きるとなると、人生のつじつまが合わなくなることばかり。20年前は60歳まで働けば年金がもらえると思っていたが社会保障の問題も含めて、日本の雇用制度がもたないだろう。

 ──社会の課題、つまりビジネスチャンスはまだまだある?

 その通り。働き方改革や人手不足もそう。生産性向上のため、企業向けに人材データをクラウドで管理するサービスを始めた。最近は事業の譲渡を検討する経営者と買い手の企業をつなぐサービスも手掛けている。経営者不足に悩む中小企業は本当に多い。

 ──事業承継の成果は出ていますか。

 まだ一年半だが、譲り受け企業数は3300社を超えた。必ずしも会社を売らなくてもいい。登録し会社の市場価値を知るだけでも意義はある。いわば健康診断と同じ。現状を把握してどう手を打つか。経営の選択肢が広がる。会社の売却はネガティブなことではない。雇用も資本も流動化してこそ活力が生まれる。

 ──急成長で、社員数は1500人超。かじ取りが大変?

 創業者は腕力で起業する人が多いと思うが、私はITも人材市場も全く知見がなかった。同じ思いを持つ初期メンバー6人で役割分担し、チームで立ち上げた。
 狙いは事業をつくり続け、社会にインパクトを与え続けること。その実現のためどうすべきか、会社の規模が大きくなってきた時に真剣に考え、5年前に世代交代した。社内組織を思い切って既存事業と新規事業にわけ、ビズリーチなど既存事業を後任に委ね、新規事業に専念することにした。

 ──任せることに不安はなかったか。

 会社には創業期、成長期、継続発展期があり、それぞれ経営手法が違う。人によって得意不得意もある。私が得意なのは新規事業の立ち上げ。他は、人に任せたほうがいいと。最初は経営会議にも関与したが、今は取締役会で議論するぐらい。
 やらないことを決めるのも社長。私は本社にいない。近くの別ビルにいる。社長がいたら文句言うからいない方がいい。でも効果は大きい。社員1000人規模の事業を経営するから、若い優秀な人が集まる。経営は決断のスピードと、判断の正確さのかけ算。目的を定めたら、それぞれが役割を全うするやり方が合う。

 ──新しいことに挑み続ける経営哲学の原点は何か。

 私は帰国子女で就職先も米国だった。いわばマイノリティーだ。新しい環境にも、業界が変わることにもちゅうちょしないのはそれが底流。
 楽天イーグルスの立ち上げ時の師匠だった三木谷氏の影響も大きい。まず学んだのは事業をやる際の大義や志の大切さだ。
 公共性の高いプロ野球で地方の活性化につなげたい。東北は東日本大震災を経験したが、復興の旗印として地域が団結し、次第に変わっていったのを見て身が引き締まる思いがした。そうした事業の志を今度は社員に伝えたい。それが自分の役目だ。
 もう一つ学んだのは世界がすごいスピードで変化する中、変わり続けるため学び続ける姿勢。100年続く会社も素晴らしいが、100年変わり続ける会社をつくりたい。その方が楽しいし、面白い。

(要約出所:2019年7月29日付 日経産業新聞)

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<平岡 コメント>

 時流変化に即応できない事業態、ビジネスプラットフォームでは、事業収益の上がる事業は確立できないのではないでしょうか。
 
 昨今の歴史的な不断の変化の時代を乗り切るには、並大抵のことではありません。

 変化の本質を見極めた時代認識あっての現状分析、その上で問題の本質を見極めて、初めて向き合う課題が浮上してくるものです。

 つまり、上記の記事内容は、時代観や世界観があってはじめて見えてくる戦略的課題である、と言えるでしょう。



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